街コンの歩き方 第五回 ~上下関係~

☆★街コンの歩き方 バックナンバー☆★
第一回:街コンってどんな感じ?
第二回:内気なお一人様に大規模街コンは分が悪い!?
第三回:お嬢様はグルメに夢中?
第四回:ボケとツッコミ
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前回までとはところ変わり,
今回の相方は私を慕ってくれている会社の後輩。
日頃たまにお酒を飲む仲。

彼は奥手で女性とはなかなかお近づきになれないらしい。
今思うと私と街コンに行き始める前の私と同じでした。

そんな彼に私が最近街コンに参加していることを話すと,
ぜひ自分も連れて行ってほしいということになり,
近日開催される大規模街コンに一緒に参加することになったのです。

街コンの歩き方 第五回 ~上下関係~

雪の降る街コン当日,
緊張気味の彼と早めに待ち合わせをして
開始前にお茶することになりました。
合コンすら行ったことがない彼に,
街コンではどうしたらうまくいくか,
前回までに書いたエッセンスを伝えディスカッションし,
あぁでもないこうでもないとイメージトレーニング。
こんな話し合いのような席は
彼とお酒を飲むときのいつものパターン。
調子を掴んだのか,
彼は少しずつリラックスしてきたようでした。

今回は大規模街コンということで,
参加者はおそらく1000人以上いたのではないでしょうか。
しかしながら今回,
雪降りしきる天候のため受付した建物から外に出ることをしなかった私たちは
この街コンの全貌を知ることはできませんでした。

幸い私たちが受付したところは商用施設だったために,
建物の中に会場となるお店が何店かあって
雪の中を移動せずに済むことになりました。

受付を済ませて間もなく開始しようとする中,
再びどんどん緊張の色が増す彼の隣で
私もなんとなく釣られて久しぶりに緊張…
その動揺は乾杯の直後,
私たち…いえ,少なくとも私に大きな打撃を与えました。

最初のお相手は30歳手前くらい。
着席そうそうテンションは低め。
私たちの緊張が伝わってしまったのでしょうか。
街コンが開始してからもあまり会話が進まない。
逆に私のお酒の手が進む進む…

お作法通りに彼女たちに聞かれた質問

*お2人はおいくつで,どういう関係なんですか?

それを聞かれて私たちは顔を見合わせ,
なんだか面倒くさい質問だということに気がつきました。
そう珍しいことでもないでしょうが,
私は彼よりも会社では先輩ですが,
彼は私よりも年上。
そういう上下関係。

そしてさらに彼女たちは不思議そうに

*どうしてお2人はどっちも敬語なんですか?

2人で飲んでいる時には意識もしませんでした。
この微妙な上下関係から,
自然とお互い敬語で話すことが多かったのです。
そして仕事の仲を脱することに慣れていない私たちは,
そもそもハイテンションになるのが難しい関係だったのかもしれません。

それを気づかされた私は,
変に意識してしまい余計に話せなくなってしまいました。
あろうことか相方に会話を任せるしまつ。
3人の会話を聞いているかいないか微妙なラインで,
頭の中はいろんなことが巡っていました。

もちろん連絡先を交換することはできず,
1ターン目は終了。
今すぐ反省会を始めたいところでした。

今回の街コンの席替えのシステムは開始2ターン目までは店内必須,
その後は自由に動けるというスタイルで,
2ターン目の席はくじ引きで決めることになりました。
狭い店内を歩きながら引いたくじの番号の席を探す…
その時の私の顔はこわばっていたことでしょう。
会社の後輩を勢いで連れてきてしまったことへの後悔と,
自分の慢心さに…

たどり着いた先は,
1ターン目の狭い居酒屋席とはだいぶ違う開けたスペースで,
壁一面がガラス張りの
明るい広々としたテーブル席でした。
それだけでも悶々とした私の気分は多少晴れた気がしました。
そして更に幸いなことに,
その席にいた女性はおっとりしていてとても温厚な良い方々でした。

25歳くらいで,私たちと同年代。
自然と話は盛り上がりました。
しかしながら,
すっかり意識してしまったこの変な上下関係からはどうしても抜け出せず,
やっぱり敬語のことには突っ込まれる私たち。
そしてそれをうまく笑いに変えられない私たち。

2人で飲むときはいろいろと語らうのに,
この時間は何故か交互に女性と話をするような妙なスタイル。
片方が話している時はもう一方はウンウンと聞いていて,
なかなか被せることをしないのは,
お互いまだまだ遠慮しあっているということや
仕事の関係ということが顕著に現れていました。

しばらくしてホンワカした雰囲気で2ターン目が終わり,
お店から出ることができるようになりました。
しかしながら今の私たちでは
この雰囲気を抜け出したら次はないと悟り,
引き続きこの席で彼女たちと会話を続けることにしました。
前回のヒルマたちとの教訓も踏まえていたのかもしれません。

それから1,2時間話して街コンは終了。
早めに彼女たちが離れた席に私たちは残り早速反省会。
ふぅ~~~~~と深く息を吐きながら

*疲れた~~~~

ごもっとも,ご苦労様。
街コンが終わり,私は内心申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
大船に乗った気分でいてくれと言わんばかりだった最初の私は,
いつの間にか背中を丸めて小さくなっていました。

しかしながら彼は前向きに捉えてくれていて,
今度は3,4人で行きましょうなんて言ってくれています。
ムードメイカーになるようなメンバーが居たほうが良かったのかもしれませんね。

【今回の収穫】

●相方との相性
今回はいつも真面目な話ばかりしている後輩を連れてきてしまったのが
こういう結果を招いたんだと思っています。
仲が良ければ街コンがうまく行くわけではないということが良くわかる,
そんな街コンだった気がします。

【次回予告】

仕事が忙しい友人,
時間の合わない後輩。
私は以降2度に渡り,
1人で街コンに参加することになります。
初回で苦さを味わった1人の街コンを
私はどう切り抜けるのでしょうか。

街コンの歩き方 第六回 ~選び放題!?~

次回もご期待ください。

By ケセラ

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