結婚するならフラットな相手

友人に、Sちゃんという子がいます。
Sちゃんは、大学時代の終わり頃に
ものすごいモテ期がきて、
一時、5人ぐらいと付き合っていました。
外見もさほど目立つ方ではなく、
性格はごく一般常識を備えた
どちらかといえば、普通で平凡なタイプ。
本人も、なんでこんなに言い寄られるのか
分からない、と不思議がっていました。

付き合っていた相手は様々で、
同じ大学のサークルの男子だったり、
バイト先のファミレスのアルバイトくんだったり、
ネットで知り合った年上の人や
ちょっとした会社の息子だったりと
よりどりみどりでいろいろでした。

大学を卒業、就職してなお、
Sちゃんは何人かと
お付き合いを続けいていましたが、
数年が経ち、やがて、結婚を決意します。
選んだ相手は意外にも、
ファミレスのアルバイトから
普通の会社員になった彼。

その人に決めた理由は何なのか。

「一番平凡な方が疲れないから」
とSちゃんは言いました。
性格的にも、財政的にも、
大きな変動を持たない人のほうがいいと。

特に重視したのは、性格面です。
付き合っていておもしろいのは、
やっぱり浮き沈みのある人。
テンションが高くて、
プラスに振り切れているような日もあれば、
非常に神経質で、
マイナスに沈んでいるような日もある。
そんな相手は付き合っているだけなら
発見があったり、振り回されるのも時にはいいけれど、
きっと、結婚したら耐えられない。
結婚したら、つかず離れずそばにいるのだから、
あんまり感情の振れ幅が大きい人はお断り。

だから、プラスに振り切れることはないけれど、
逆にマイナスに傾くこともないような、
いつもマイペースにフラットさを保っている
相手を選んだのだ、という話でした。

決め手はフラット。
Sちゃんの見立ては正しかったようで、
大きな波風の立つことのない、
平和な結婚生活を送っています。

@uta_ko

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